清水千弘ゼミ(第2期: 2022-)
卒業して10年がたった時に、清水ゼミの仲間に会えてよかったと思ってもらえるゼミでありたい。
清水ゼミの財産は、社会に出て活躍するOBOGたちです。
ゼミへの質問
2022年4月、清水千弘ゼミが復活します。
「データサイエンス・経済学×社会: 科学の力で未来をデザインする」
私たちの未来には、多くの困難が待ち受けています。気候変動によるリスクは急激に増大し、国際間、または国内においても人々の経済的な格差は拡大するだけでなく固定化してしまっています。日本は、今まで人類が経験したことがない速度で高齢化が進み、人口減少が加わることで空き家が増加し、九州の規模に匹敵する所有者不明土地が発生してきています。一方世界では、人口が70億を超え、その人口を支えるだけの食料も資源も十分ではありません。そのような中で、各国での「国内ファースト」的な偏狭な愛国主義の台頭し、GAFAに代表されるITサービスのグローバル化や日常生活へのビルトイン化が便利さをもたらす一方で、その負の側面も顕在化してきています。このような人間社会や地球環境を取り巻く課題は、年々深刻化してきていますが、未来において人類が持続的に成長していくためには、どのように社会をデザインしたらいいのでしょうか。このような国内のみならず地球規模で発生している課題を、正しく直視していくことは、私たちがいま最も求められている力でもあります。
このような中で、人工知能(AI)に代表される第4次産業革命を迎えるなかで、私たちは新しい社会をデザインしていくことが求められます。
・今、国内・世界で何が起こっているのか
・AIは社会に何をもたらすのか
・経済学は、このような問題に対してどのような貢献ができるのか
清水千弘ゼミでは、「データサイエンス」と「経済学」と知識・技量を使い、地域または企業での活動を通じて、社会課題解決、ビジネス課題解決ができる「実践力」のある人材を育成することを目的とします。
清水ゼミのこだわりは、社会人力をつけることです。何を学ぶのかではなく、ゼミに参加して「何ができるようになるのか」が大切です。
・科学的視点から地域・地球規模で起こる社会課題を正しく見つめることが出来る
・AIを支える機械学習に関する最低限のプログラミング技術を身に着けることが出来る
・経済学の枠組みを使い、持続可能性の高い社会のデザイン、AIと経済社会との共存を設計することが出来る
2年間のゼミ活動を通じて、3つの力を修得することが出来ることを約束します。この3つの力を修得した時に、皆さんは社会で活躍できる人材へと生まれ変わります。
清水ゼミの最も大きな財産は、社会で活躍するOB・OGです。OB・OGの力も集結し、ゼミに参加してくれた学生の社会にしっかりと送り出していきたいと思います。自分の未来を切り開く意欲があり、生涯、付き合うことが出来る学生を募集します。
経済学・データサイエンス(AI)×地方創生 (東京大学 清水研究室の共同研究をしている自治体での実践を通じて、研究を進めます)
経済学・データサイエンス(AI)×ビジネス (東京大学 清水研究室の共同研究をしている企業の実践を通じて、研究を進めます)
シラバス
ゼミ紹介
卒業生からのメッセージ
担当教員の略歴とメッセージ
清水千弘ゼミ(第1期: 2005-2015)
主な就職先.
マニュライフ生命保険株式会社、IBM、日本オラクル、三井住友トラスト基礎研究所、Sales Force、千葉銀行、千葉興業銀行、SOMPOひまわり生命、大塚商会、大成建設、ダイワリビング、茨木県警、マイナビ、飯田産業など
過去のゼミ活動一覧
2014年度ゼミ活動
2013年度ゼミ活動
2011年度ゼミ活動
・本年度のゼミ活動はない予定でしたが,OB・OGがカナダに行く壮行会を開いてくれました。
2010年度ゼミ活動
2009年度ゼミ活動
2008年度ゼミ活動
2006-2007年度ゼミ活動
(学生が作ってくれたキャラクターです)
卒業生へ!
困っていることがあったら,一人で悩まず必ず相談してください。
皆さんが卒業して、第1期生においては、15年が過ぎているようですね。時間が経つのは早いですね。私が皆さんと出会ったときの年齢に、皆さんが達したことになります。
今、幸せですか?
楽しかった学生生活から社会に出て、本当にたくさんの困難にぶつかったことと思います。心が折れたこと、折れそうになったことがあったのではないでしょうか。そんな時に、少しでもゼミで学んだことが皆さんを助けてくれていたら、本当にうれしく思います。
私は、皆さんが、このメッセージを見ることが出来ていることに感謝したいと思います。皆さんが、生きていることが出来ているだけで感謝です。身体や心は壊していないですか。
皆さんの仲間になるはずだった教え子の中には、命を落としてしまった子もいます。どんな状況でも、生きていることが出来ることに感謝したいと思います。
一度は終えてしまった清水ゼミですが、ご縁があり、再開することとなりました。ぜひとも、皆さんの後輩たちになる学生をお導きください。私も年を取った分だけ、教育に時間を割きたいと思っています。ゼミに来てくれた子たちには、しっかりと力をつけさせて、社会に送り出していきたいと思います。
皆さんの力が必要です。ぜひとも、ゼミに遊びに来てください。
そして、困っていることがあれば、いつでも相談してください。
現役生が入ってきたら、ゼミのOB会を実施したいと思っています。大学に来てくださいね。再会を心から楽しみにしています。
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