回 |
内容 |
1 |
①授業のテーマ ガイダンス(全体テーマ,授業の進め方,成績評価方法の告知)。導入,単元の概要紹介 ②授業概要 授業の概要・目的・到達目標および授業の方法,評価規準について説明します。特にスポーツ科学部・危機管理学部の専門領域おける統計学の位置づけを,担当者の実務経験を踏まえて解説します(D1・H1・H2)。 ③予習(120分) 指定された教科書の全体像をつかむ。 ④復習(120分) 統計学を学習することの意義を整理する。 |
2 |
①授業のテーマ 確率とは何か(1)確率の基礎 ②授業概要 確率を学習していく上での数学的基礎,確率の定義,主要な確率分布について解説します(I1・I2)。なお,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 順列・組み合わせの計算を事前に確認する。 ④復習(120分) 演習を通じて,組み合わせを用いた確率を計算し,結果を確認する。 |
3 |
①授業のテーマ 確率とは何か(2)確率の基礎 ②授業概要 組み合わせの考え方を用いて,特定の事象ごとに発生する確率の計算方法を解説します(I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) カード,サイコロなどを用いた確率空間と各確率を計算する方法を確認する。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象の各確率を計算し,結果を確認する。 |
4 |
①授業のテーマ 確率変数と確率分布(1)確率変数と分布・期待値 ②授業概要 組み合わせの考え方を用いて,特定の事象ごとに発生する確率の計算方法を解説します(I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 身近な確率に何があるのかを調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,期待値を計算し,結果を確認する。 |
5 |
①授業のテーマ 確率変数と確率分布(2)分散・共分散・相関係数 ②授業概要 分散・共分散・相関係数の計算方法を解説します(I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 統計学1で学習した分散,共分散,相関係数の計算方法を改めて整理する。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された統計量について電卓を用いて計算し,結果を確認する。 |
6 |
①授業のテーマ 主な確率分布(1)二項分布1 ②授業概要 確率分布の中で最も基礎的な分布となる二項分布について解説します(I2)。 ③予習(120分) 二者択一の選択として,どのような選択があるのかを調べる。 ④復習(120分) 二項分布の特性を整理する。 |
7 |
①授業のテーマ 主な確率分布(2)二項分布2 ②授業概要 二項分布における確率の計算方法と期待値・分散の計算方法,その応用を解説します(I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 順列・組み合わせの計算方法を再度確認し,二項分布の計算式を調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象について,二項分布の確率を計算し,結果を確認する。 |
8 |
①授業のテーマ 主な確率分布(3)ボアソン分布 ②授業概要 二項分布の発展としてポアソン分布を解説します。また,ポアソン分布表を用いた確率分布表の読み方を解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 二項分布とポアソン分布の違いを調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象についてポアソン分布表を用いて確率を計算し,結果を確認する。 |
9 |
①授業のテーマ 主な確率分布(4)正規分布1 ②授業概要 正規分布,標準正規分布について解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 正規分布とポアソン分布との関係を調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,正規分布の標準正規分布化を計算方法と標準正規分布表の読み方を確認する。 |
10 |
①授業のテーマ 主な確率分布(5)正規分布2 ②授業概要 正規分布表の読み方と確率の計算方法を解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 標準正規分布の特性を整理する。 ④復習(120分) 演習を通じて,正規分布表を用いて,指定された事象の確率について計算し,結果を確認する。 |
11 |
①授業のテーマ 推定の理論・標本統計量の誤差 ②授業概要 母集団から抽出された標本から全体を推定する方法と標本理論の基礎について解説します(I1・I2)。 ③予習(120分) 標本とは何を意味し,何に注意しなければならないのかを調べる。 ④復習(120分) 標本平均と誤差について整理し,言葉で説明できるようにする。 |
12 |
①授業のテーマ 検定の理論 ②授業概要 統計学では,検定という手続きが行われる。ここでは,統計学で言う検定の意義とその方法を解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 統計学的検定とは何を意味するのかを調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象から検定統計量を求め,その有意確率を求め,結果を確認する。 |
13 |
①授業のテーマ 標本の検定 ②授業概要 検定を行う場合,標本の場合では留意すべき問題が複数存在する。ここでは,標本の検定という概念とその方法について解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 標本と母集団では,それぞれの統計量を見る際にどのような違いがあるのかを調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象の検定統計量を求め,その有意確率を求め,結果を確認する。 |
14 |
①授業のテーマ 分散分析 ②授業概要 2つの集団の違いを確認するために,分散分析という方法がある。ここでは,分散分析の基礎と差の検定について解説します(I1・I2)。なお,講義の冒頭では前回の演習の解説を行い,講義の後半では演習課題を出し,一部の時間を充てます。 ③予習(120分) 差の検定とは何を意味するのかについて調べる。 ④復習(120分) 演習を通じて,指定された事象の検定統計量を求め,その有意確率を求め,結果を確認する。 |
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①授業のテーマ 統計学2のまとめ ②授業概要 これまでの授業での学びを振り返り,担当者の実務経験を踏まえて,統計的思考の重要性を講義します。一連の講義を踏まえて,これからの統計学の応用可能性を各個人で考えます(D1・H1・H2)。 ③予習(120分) 授業のノートの全体を振り返る。 ④復習(120分) 講義全体を振り返ったレポートを作成する。 |